2018/10/11
5×2×2÷20=1@ココイチ
本日、仲良くしていただいている方から「ランチでココイチの最大の辛さにチャレンジしませんか?」というオファーをいただいた。
オファーをいただいて断る人がいるだろうか。
それくらいオファーというものは有難いものである。
二つ返事で参加表明した。
しかし、私はとにかく辛いものが苦手。辛いと味ゼロ!
ギリギリ限界がインディアンカレー。あれは美味しい。でも、カレーと水を1対1のペースでいかないとダメなので、食べ終わる頃にはかなりお腹がパンパンになっている。
そして今日はその比じゃない辛さが予想される。
100%地獄を見ることになる。
ドキドキしながら現場へ向かった。
さて、メニューに記載されているのは5辛まで。
しかし、ベトナム店は日本の辛さの2倍に設定されているとのことで、5辛=10辛。
しかし、我々はそんなレベルの物は求めていない。
裏メニューがあることは分かっているんだ!
ほら、はやく白状しろ!あるんだろ!?
「5辛のダブル」
注文したのは、5辛のダブル。つまり10辛。そしてそれは日本の20辛。
僕は20辛より、20幸が欲しい。
20辛なんて、1年で摂取する辛みの合計値よりもすごいはずである。
あらゆる粘膜が弱めの自分の体にそんな暴れん坊を放り込んだら、今日だけでなく今週いっぱい寝込むことになりかねない。
そこで、文系出身の頭でそろばんをはじいてみた。
20辛ということは、ルーを20分の1の量にして、それを薄くライスに伸ばせば、結局1辛ということになるのではないのか。
ということで、それを実践してみることにした。
むむ、、、明らかにバランスが悪い。
フレンチ料理にありがちな、ソースをお皿にヒュッヒュとやるやつ並みの量しかない。
むしろこれは、他のお皿にカレーを盛る時にこぼれたと言われた方がしっくりくる。
それにしても、思っていたよりかは赤くない。確かに普通のやつよりかは赤みがかっているが、これならハヤシライスと言われてもそうですねと言えるくらいの感じだ。
とりあえず、敵の強さを確認するため、少しすくって口に入れてみた。
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あ、これはあかんやつ。。。
小指の先ほどの量なのに、もう鼻の頭から汗が噴き出て来た。
なんという破壊力。。。
やはりこれは20分の1作戦を発動するしかない。
少しすくって、ご飯の上に薄く延ばしてみる。
なんか、ご飯に薄い色がついた。
これをカレーライスと呼ぶのかどうか。本当に悩ましいところ。
でも、推定では1辛になっているので、いわゆる普通のカレーライスとして食べられるだろう。
早速口に含んでみる。
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なんと!
たしかに辛さは1辛!こんなけ薄いのにちゃんと辛い!
そして辛い分、ご飯が甘く感じられて、最高に美味しい。
しかし思い出してほしい。カレーライスとは、カレーの味を楽しむものであったはず。
この20分の1カレーは、確かに1辛という辛さと、ご飯の甘味というものを楽しめる。
しかし、肝心のカレーの味は単に20分の1になってしまっているので、結果としてご飯の味が堪能できてしまうということに過ぎないのだ。
よって出来上がったものは、カレーの辛さのする、カレー風味がほのかに香る、薄黄色のライスという、どちらかというと焼肉の時にタレをワンタッチした美味しいご飯と同じジャンルの「ご飯」だった。
つまり、タイトルの計算式は間違っていたことが分かった。
正解は、
(5辛×2×2+カレー味)÷20+ご飯=1辛+カレー味/20+5甘ご飯
というやや不等式なものだった。
運動以外で汗をかきたい人はぜひトライしてみてください。
Posted by サイ@ホーチミン at 00:57│Comments(0)
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