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2018/08/16
ダーツの旅 Vol.12 社長の家は、ベトナムの田舎に来たなぁという感じだった
市場での買出しが終わり、社長のお母さんが経営している生ビール屋で一杯引っ掛けて、
そして少しだけ離れたところにある社長の家に向かった。
もう途中からは完全に田舎。田んぼの中を通り越し、お隣さんがかなり遠い感じ。
あぁ、すてき。
大好きな田舎の風景。
能勢を思い出す。
家に着くと、まだ家族とかは誰もいなかったので、家の周辺を散歩した。
社長がくれた、見た目がいまいちなフルーツが、桃のような美味しさだった。
ノーとかそういう名前だったか、とにかくヴィンの名物でホーチミンにはないだろうとのこと。
種飛ばし対決もした。
少し歩くと、社長のおばーちゃんの家があり、それを越えると湿地帯にたどり着いた。
ちょうど夕暮れ時で幻想的な風景。
水牛が3頭、水から顔をだしている。気持ちよさそう。
アヒルが大量にいる池。社長は小さい頃、お父さんとここで魚釣りをよくしたらしい。
嗚呼、ノスタルジックさ全開
なんか泣けてきた
そして少しだけ離れたところにある社長の家に向かった。
もう途中からは完全に田舎。田んぼの中を通り越し、お隣さんがかなり遠い感じ。
あぁ、すてき。
大好きな田舎の風景。
能勢を思い出す。
家に着くと、まだ家族とかは誰もいなかったので、家の周辺を散歩した。
社長がくれた、見た目がいまいちなフルーツが、桃のような美味しさだった。
ノーとかそういう名前だったか、とにかくヴィンの名物でホーチミンにはないだろうとのこと。
種飛ばし対決もした。
少し歩くと、社長のおばーちゃんの家があり、それを越えると湿地帯にたどり着いた。
ちょうど夕暮れ時で幻想的な風景。
水牛が3頭、水から顔をだしている。気持ちよさそう。
アヒルが大量にいる池。社長は小さい頃、お父さんとここで魚釣りをよくしたらしい。
嗚呼、ノスタルジックさ全開
なんか泣けてきた
2018/08/14
ダーツの旅Vol.11 ビーチアゲイン(買い出し)
幻のビーチで敦盛の一節が頭に浮かんでいたころ、社長から連絡が入った。
「今日、我が家でみんなでご飯食べますか?」
来た!そういうの待ってました!
「え、でも仕事はいいの?」
「スタッフに任せてあるから、お客さんが増えだす20時頃に行けば大丈夫!」
「じゃあ、お願いしますー!」
ということで、慌ててホテルに戻り、ちょっと待っていると社長が来た。
「じゃあ、買い出しに行きましょう!」
「どこに行くの?」
「クアロービーチの市場よ!」
先ほどとは違うゲアン省側のビーチである。
ということで、ビーチ⇒ホテル⇒ビーチという、サーファーかビーチバレーの選手のような動き方になったけれど、クアロービーチへ。
「じゃあ、市場で買う前に、折角ビーチに来たから写真を撮ってあげる」
え、あんまり要らないんですが、社長。。恥ずかしいんですが、、社長。
有無を言わさない指示で、一寸法師的なお椀の上でポーズをさせられる。なんだこれは。
家族で来たら面白そうやけど、おじさん一人でハイポーズって。。。
とにかく、ここには載せないけれど、色んな場所で色んなポーズをとらされた。
そして社長が満足されたので、市場へ。その名もクアロー海産市場。
主力商品はやはりエビ。おばさんたちが猛烈な勢いで売り付けに来る。怖い。。。
とくに死にかけのエビを持っているおばさんが執拗に追いかけてくる。
「ほら、このエビ、普通はこの量で20万ドンだけど死にかけているから15万ドンでいいよ!はやく買いなさい!」
いや、5万ドンの差ならぴちぴちのやつ買いますやん。。
そしてさらに色んな人が群がってくる。全然ゆっくり見させてくれない。
しかもエビがはねてこっちの服とかにバンバン当たってくる。そして地面に落ちたエビを拾ってまたボウルに戻す。そのエビアタックほんま勘弁してください!
最終的には、エビとシャコをたくさん買って1200円だった。
「今日、我が家でみんなでご飯食べますか?」
来た!そういうの待ってました!
「え、でも仕事はいいの?」
「スタッフに任せてあるから、お客さんが増えだす20時頃に行けば大丈夫!」
「じゃあ、お願いしますー!」
ということで、慌ててホテルに戻り、ちょっと待っていると社長が来た。
「じゃあ、買い出しに行きましょう!」
「どこに行くの?」
「クアロービーチの市場よ!」
先ほどとは違うゲアン省側のビーチである。
ということで、ビーチ⇒ホテル⇒ビーチという、サーファーかビーチバレーの選手のような動き方になったけれど、クアロービーチへ。
「じゃあ、市場で買う前に、折角ビーチに来たから写真を撮ってあげる」
え、あんまり要らないんですが、社長。。恥ずかしいんですが、、社長。
有無を言わさない指示で、一寸法師的なお椀の上でポーズをさせられる。なんだこれは。
家族で来たら面白そうやけど、おじさん一人でハイポーズって。。。
とにかく、ここには載せないけれど、色んな場所で色んなポーズをとらされた。
そして社長が満足されたので、市場へ。その名もクアロー海産市場。
主力商品はやはりエビ。おばさんたちが猛烈な勢いで売り付けに来る。怖い。。。
とくに死にかけのエビを持っているおばさんが執拗に追いかけてくる。
「ほら、このエビ、普通はこの量で20万ドンだけど死にかけているから15万ドンでいいよ!はやく買いなさい!」
いや、5万ドンの差ならぴちぴちのやつ買いますやん。。
そしてさらに色んな人が群がってくる。全然ゆっくり見させてくれない。
しかもエビがはねてこっちの服とかにバンバン当たってくる。そして地面に落ちたエビを拾ってまたボウルに戻す。そのエビアタックほんま勘弁してください!
最終的には、エビとシャコをたくさん買って1200円だった。
2018/08/14
ダーツの旅 Vol.10 幻のビーチへ
さて、社長は仕事に行くというので、僕は隣のハティン省にあるという幻のビーチを目指した。
幻のビーチは、車で30分もかからないところで、ダイレクトで車で行けたので、場所自体は全然幻じゃなかった。
しかし、現在午後2時。
灼熱のビーチ。
当然砂浜には人っ子一人いない。
蜃気楼が見えそう。これが幻の由来なのか・・・?
そして何やら宗教施設にありそうな大きなモニュメントがそびえたっている。
税金の無駄遣いの最たるものだ。
でもこいつが作り出す日陰に飛び込むことで、熱射病の危機から逃れることができた。
周りを見渡すと、牛がいた。暑かろうに。水牛のくせに海にいさせられて。
水牛は魚的分類をすると淡水牛だろう。田んぼとか池とかそいういうところに浸かっているのを目にする。しかし、ここの牛は海水牛の一歩手前まで来ている。
この牛は、生命の逆進化を見せるのかもしれない。海に戻った哺乳類、そんなのがいるのだろうか?それがこの幻のビーチから生まれるのかもしれない。
だめだ、暑すぎて何を言っているのか分からなくなってきた。
しかし私には使命があった。その幻の噂の正体を突き止めるのだ。
日陰ゼロの中、道を進む。ん、あそこが怪しいぞ。
しかしその時、
トゥルルルルルー トゥチャトゥチャトゥチャトゥチャトゥチャ
トゥータートゥー ティラリラリーン (一応ドラクエ3の戦闘シーンの音楽)
黒くて恐ろしい犬が現れた。
獣はこちらが身構える前に襲い掛かってきた。
しかし旅人はひらりと身をかわした。
たたかう
じゅもん
ぼうぎょ
⇒どうぐ
にげる
旅人はバインミーを投げつけた。
しかし、犬1には効かない!
犬1は仲間を呼んだ。
犬2が現れた。
たたかう
⇒じゅもん
ぼうぎょ
どうぐ
にげる
旅人は「うわー!!!!!!」を唱えた。
犬1は驚きすくみ上っている。
犬2はバインミーを食べている(効いた!)
たたかう
じゅもん
ぼうぎょ
どうぐ
⇒にげる
旅人は逃げ出した。
いやー、危なかった。狂犬病の注射をしているとは言え、噛まれたら痛いし。
めっちゃドキドキした。
あるラインを超えると襲ってきて、そこから出ると急におとなしくなったので、縄張りとかがあるのだろう。
これはもう幻とか言っている場合じゃない。
噛まれたらそれこそ幻が見えてしまいそうだ。
色々諦めて、昼寝しまくりの売店みたいなところでペプシを買って飲んだ。
店員の女の子2歳弱くらい?が、無邪気に客引きしていたので、呼び寄せられた格好である。
缶はまぁまぁ汚れていたけれど、どうせストローも汚れているのだろうから気にしない。
みんな暇だろうに。ひたすらハンモックで揺られている。
この幻のビーチの女の子はどんな人生を送るのだろうか。
ふと、信長が舞った敦盛の例のやつが頭に浮かんだ。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
まだまだ脳が幻を意識しているのだろうか(笑)。
神の歴史から考えたら人間の一生なんてなんでもないものであるというこの歌。
そう悩みなんてなんでもちっぽけ!
だからなんだってできる!
キミもやりたいことを全力でやっていい大人になってね!
なんだこの締め方は!
幻のビーチは、車で30分もかからないところで、ダイレクトで車で行けたので、場所自体は全然幻じゃなかった。
しかし、現在午後2時。
灼熱のビーチ。
当然砂浜には人っ子一人いない。
蜃気楼が見えそう。これが幻の由来なのか・・・?
そして何やら宗教施設にありそうな大きなモニュメントがそびえたっている。
税金の無駄遣いの最たるものだ。
でもこいつが作り出す日陰に飛び込むことで、熱射病の危機から逃れることができた。
周りを見渡すと、牛がいた。暑かろうに。水牛のくせに海にいさせられて。
水牛は魚的分類をすると淡水牛だろう。田んぼとか池とかそいういうところに浸かっているのを目にする。しかし、ここの牛は海水牛の一歩手前まで来ている。
この牛は、生命の逆進化を見せるのかもしれない。海に戻った哺乳類、そんなのがいるのだろうか?それがこの幻のビーチから生まれるのかもしれない。
だめだ、暑すぎて何を言っているのか分からなくなってきた。
しかし私には使命があった。その幻の噂の正体を突き止めるのだ。
日陰ゼロの中、道を進む。ん、あそこが怪しいぞ。
しかしその時、
トゥルルルルルー トゥチャトゥチャトゥチャトゥチャトゥチャ
トゥータートゥー ティラリラリーン (一応ドラクエ3の戦闘シーンの音楽)
黒くて恐ろしい犬が現れた。
獣はこちらが身構える前に襲い掛かってきた。
しかし旅人はひらりと身をかわした。
たたかう
じゅもん
ぼうぎょ
⇒どうぐ
にげる
旅人はバインミーを投げつけた。
しかし、犬1には効かない!
犬1は仲間を呼んだ。
犬2が現れた。
たたかう
⇒じゅもん
ぼうぎょ
どうぐ
にげる
旅人は「うわー!!!!!!」を唱えた。
犬1は驚きすくみ上っている。
犬2はバインミーを食べている(効いた!)
たたかう
じゅもん
ぼうぎょ
どうぐ
⇒にげる
旅人は逃げ出した。
いやー、危なかった。狂犬病の注射をしているとは言え、噛まれたら痛いし。
めっちゃドキドキした。
あるラインを超えると襲ってきて、そこから出ると急におとなしくなったので、縄張りとかがあるのだろう。
これはもう幻とか言っている場合じゃない。
噛まれたらそれこそ幻が見えてしまいそうだ。
色々諦めて、昼寝しまくりの売店みたいなところでペプシを買って飲んだ。
店員の女の子2歳弱くらい?が、無邪気に客引きしていたので、呼び寄せられた格好である。
缶はまぁまぁ汚れていたけれど、どうせストローも汚れているのだろうから気にしない。
みんな暇だろうに。ひたすらハンモックで揺られている。
この幻のビーチの女の子はどんな人生を送るのだろうか。
ふと、信長が舞った敦盛の例のやつが頭に浮かんだ。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
まだまだ脳が幻を意識しているのだろうか(笑)。
神の歴史から考えたら人間の一生なんてなんでもないものであるというこの歌。
そう悩みなんてなんでもちっぽけ!
だからなんだってできる!
キミもやりたいことを全力でやっていい大人になってね!
なんだこの締め方は!
2018/08/13
ダーツの旅 vol.9 洗髪
社長曰く「私はご飯を食べた後に車に乗ると吐くの」
そうですか、社長。
じゃあどうすれば良いのですか社長。
「だからそこで髪を洗うわ」
ちょっと何言ってるのか分かりません、社長。
でも、ばーちゃんの店の斜め前にたしかに美容院がある。
しかし、だれも店員さんがいない。
「ちーおーい!」
食事中と思われる店員さんを無理やり呼びつける社長(弱冠20歳)
「じゃあ、まずは私が髪を洗うから、そこにいてね」
まだ試用期間である私に人権があるはずもなく、
カットしてもらう椅子に座ってクルクルと回りながら時間をつぶす私(37歳)
20分後、下僕の私に順番が回ってきた。
洗髪台に寝転がる。きた。ベトナム式の洗髪、秘儀「爪たて」。
絶妙な強さなので痛くはないけれど、どうしても引っかかれている感がある。
そしてニキビがあるところだとやっぱり痛い。はやくやめてほしい。
一回流します。そしてもう一回洗います。秘儀「爪たて」。
また流します。もう終わってください。
次に謎の液体をかけます。
ん?秘儀「爪たて」から、忍法「指腹」に変わっている。
そしてそれはそれは丁寧な頭皮マッサージをほどこしてくれた。
丁寧すぎて、もう頭皮の感覚が無い。なんだこの感じは、、、最高すぎる。
恐らく、毛穴という毛穴から、脂分とかが押し出されて、毛根にエネルギーがいきわたったに違いない。
これでお会計は150円だった。
これはホーチミンでも行ってしまうかもしれない。
そうですか、社長。
じゃあどうすれば良いのですか社長。
「だからそこで髪を洗うわ」
ちょっと何言ってるのか分かりません、社長。
でも、ばーちゃんの店の斜め前にたしかに美容院がある。
しかし、だれも店員さんがいない。
「ちーおーい!」
食事中と思われる店員さんを無理やり呼びつける社長(弱冠20歳)
「じゃあ、まずは私が髪を洗うから、そこにいてね」
まだ試用期間である私に人権があるはずもなく、
カットしてもらう椅子に座ってクルクルと回りながら時間をつぶす私(37歳)
20分後、下僕の私に順番が回ってきた。
洗髪台に寝転がる。きた。ベトナム式の洗髪、秘儀「爪たて」。
絶妙な強さなので痛くはないけれど、どうしても引っかかれている感がある。
そしてニキビがあるところだとやっぱり痛い。はやくやめてほしい。
一回流します。そしてもう一回洗います。秘儀「爪たて」。
また流します。もう終わってください。
次に謎の液体をかけます。
ん?秘儀「爪たて」から、忍法「指腹」に変わっている。
そしてそれはそれは丁寧な頭皮マッサージをほどこしてくれた。
丁寧すぎて、もう頭皮の感覚が無い。なんだこの感じは、、、最高すぎる。
恐らく、毛穴という毛穴から、脂分とかが押し出されて、毛根にエネルギーがいきわたったに違いない。
これでお会計は150円だった。
これはホーチミンでも行ってしまうかもしれない。
2018/08/13
ダーツの旅 vol.8 ウナギスープ
さて、ランチは名物のウナギスープを食べたかった。
(この時はうなぎスープが名物かと思っていたけれど、後からうなぎ粥が有名だと知った。でもこの時は知らない)。
なので、昨日働いたお店の社長(20歳)に美味しいところを知らないかと連絡したところ、連れて行ってくれることに。
とにかくヴィンの情報が無さ過ぎるので、本当にありがたい。
そして連れて行ってくれたのが、鶏肉と春雨の混ぜたやつが有名な「ばーちゃんの店」
本当にばーちゃん4人で回している店で、案内してくれた社長が子供のころから「ばーちゃんの店」としてかなり人気だったとのこと。
たしかに続々とお客さんが来る。
ここは、カウンター風になっていて(でも内側にも座れるフレキシブルな設定)、カウンターの上に、見た目がかなりグロテスクなうなぎのスープがあり、隣でおばあちゃんが大きなはさみで鶏肉をカットしている。
肉汁がバンバン飛んでくる!目の前は危険すぎるか!
それよりも、このうなぎのスープ、日光にも当たりがちで、肉汁以上に危険が潜んでいそう!食に対して保守本流の自分に乗り越えられるのか!?
社長は、鶏肉と春雨の混ぜそば(200円)、私にはうなぎスープ(200円)、そしてもう一品、鶏肉のぶつ切りがふんだんに入ったサラダ(500円)。あと、バインミー。
ウナギスープ。ウナギを持ち上げるともう悲鳴もの。気持ち悪さ全開。お腹が減っているのでまだ耐えられるが、もしお腹が満たされていてこれを見たら1ゲボいっていたかもしれない。やっぱりウナギはかば焼きで食べないとダメなのだ。
そう思いながら、恐る恐るスープを口に運ぶ。
なんということでしょう。口に広がるのは牛テールスープを彷彿させるコクのある味。なんの出汁なのか!?あ、うなぎか。うなぎを煮るとこんな出汁がでるのか!
すこしだけピリ辛の味付けがたまらない。いける!いや、いける以上にうまい!
そしてうなぎ。やはりお箸で持ち上げると気持ち悪い。食感も予想通り気持ち悪い。でも、スープと一緒だと美味しい!なんだこの最強のスープは!
珍しく、完食してしまった。
鶏のサラダやまぜそばも、これまた美味。ホーチミンで食べている(ほとんどたべないけど)ベトナム料理はもう基本的に厳しいけれど、やはりビンの料理は食べられる。なぜなのか!そして面白かったのが、社長もパクチーが苦手とのこと。
もしかすると、ビンの人と自分の舌は似ているのかもしれない。
(この時はうなぎスープが名物かと思っていたけれど、後からうなぎ粥が有名だと知った。でもこの時は知らない)。
なので、昨日働いたお店の社長(20歳)に美味しいところを知らないかと連絡したところ、連れて行ってくれることに。
とにかくヴィンの情報が無さ過ぎるので、本当にありがたい。
そして連れて行ってくれたのが、鶏肉と春雨の混ぜたやつが有名な「ばーちゃんの店」
本当にばーちゃん4人で回している店で、案内してくれた社長が子供のころから「ばーちゃんの店」としてかなり人気だったとのこと。
たしかに続々とお客さんが来る。
ここは、カウンター風になっていて(でも内側にも座れるフレキシブルな設定)、カウンターの上に、見た目がかなりグロテスクなうなぎのスープがあり、隣でおばあちゃんが大きなはさみで鶏肉をカットしている。
肉汁がバンバン飛んでくる!目の前は危険すぎるか!
それよりも、このうなぎのスープ、日光にも当たりがちで、肉汁以上に危険が潜んでいそう!食に対して保守本流の自分に乗り越えられるのか!?
社長は、鶏肉と春雨の混ぜそば(200円)、私にはうなぎスープ(200円)、そしてもう一品、鶏肉のぶつ切りがふんだんに入ったサラダ(500円)。あと、バインミー。
ウナギスープ。ウナギを持ち上げるともう悲鳴もの。気持ち悪さ全開。お腹が減っているのでまだ耐えられるが、もしお腹が満たされていてこれを見たら1ゲボいっていたかもしれない。やっぱりウナギはかば焼きで食べないとダメなのだ。
そう思いながら、恐る恐るスープを口に運ぶ。
なんということでしょう。口に広がるのは牛テールスープを彷彿させるコクのある味。なんの出汁なのか!?あ、うなぎか。うなぎを煮るとこんな出汁がでるのか!
すこしだけピリ辛の味付けがたまらない。いける!いや、いける以上にうまい!
そしてうなぎ。やはりお箸で持ち上げると気持ち悪い。食感も予想通り気持ち悪い。でも、スープと一緒だと美味しい!なんだこの最強のスープは!
珍しく、完食してしまった。
鶏のサラダやまぜそばも、これまた美味。ホーチミンで食べている(ほとんどたべないけど)ベトナム料理はもう基本的に厳しいけれど、やはりビンの料理は食べられる。なぜなのか!そして面白かったのが、社長もパクチーが苦手とのこと。
もしかすると、ビンの人と自分の舌は似ているのかもしれない。
2018/08/13
ダーツの旅 Vol.7 ホーチミンさんの生家
ここVinhは、偉大なるホーチミンさんの生まれた町である(ウィキペディア情報)。
そして、その生家が、当時のまま保存されているということで、これは見なければとホテルのスタッフに相談すると、タクシーの運転手をしている友達を連れて来た。
「ここから、大体2キロくらいです」
それ昨日の大きいホーチミンさんの像のことじゃないの?
「いや、あの、クエゴアイバックホー的な名前のやつやで!」
「え!あっちの方に行きたいのか!?最高!ヒャッホーイ!」
遠距離なので露骨に喜び始めた運転手。どれだけ遠いのだろうか。
ということで、タクシーに乗り込む。運転手がメーターを倒す(ボタンを押す)。
いきなり40の文字が!4万ドン!!鬼高い!ぼったくりすぎる!
でももしかしたら初乗りでかなり進めるのかもしれない。
そう性善説的に考えていると、10秒後に60になった。10秒で2万ドン加算!
これはもう地獄の始まりだ。目的地が遠いだけに、帰ってきたら身ぐるみはがされるかもしれない。
「お兄さん、これぼったくりすぎやろ!」
「あ、いや、違うんです。違うんです。これ×1,000て書いてますけれど、本当は×100です。なので、初乗りは4,000ドン(20円)です。1kmで大体1万ドンです。」
なんだその紛らわしさは。むしろ安いじゃないかバカヤロウ笑。
ということで、出発!少し走ると、もう田舎道。田んぼだらけ。
車もバイクもほとんどいないし、飛ばし放題。いいぞ!メーターも2000ドンずつバンバンあがる。もしこれが1000ドン単位だったらすでに9000円くらいは行っているぞ!
とにかくそんなこんなで30分ほどで到着。
駐車場にはバスがたくさん。やはりみんなホーチミンさんの生家ということで遠くからやってくるのだ。
運転手に言われて、入口のチケットセンターか何かの建物に入った。
受付のおばさんに「おとな、一人」と言っても全然分かってくれない。
「一人のはずがない。一人で来る人なんていない。どこのグループ所属だ?」の一点張り。
もしやここは、「複数で来ないと突破できない」という条件のついたダンジョンなのかもしれない。
一人だ、いや一人のはずがないという、なんだか論点のずれた話を繰り返した。
とにかく埒が明かないので、「もう中にはいるよ!」と言うと「どうぞ」と返ってきた。
え、今までのやりとりは何だったんだろうか。。。素敵な笑顔で送り出された。
結局入場料も払っていないし、チケットももらっていない。案内図も何もない。
本当に入れるのだろうか?
少し進むと、土産物屋が溢れていた。しかもみんな同じ商品。アジアあるある。
なぜ差別化を図らないのか。
みんな偶然の客に賭けすぎ。もっと呼び寄せる戦略を練らないと!
でも、ここの場所の名前が刺繍された体操服みたいなやつとか、子供用の制服もどきみたいなやつはちょっとほしくなった。もし家族で来ていたら全員でそろえていたかもしれない(この場所を出るときに脱ぐけれど)。
さて、ホーチミンさんの生家はどこにあるのか。人々の流れに沿って行くと、途中に全員がガン無視するそれっぽい家があった。
でも全員が素通りしているので入ってはいけないところなのかと思い、そのまま流れに乗っていくと、ホーチミンさんの生家にたどり着いた。
背の低いわらぶき屋根で、骨組みなどほどんどが竹で構成されている。
やばい、これはおしゃれ。一時、自分の部屋をアジアンテイストにしていた時代があったけれど、それによく似ている。あれはアジアンの中でもベトナム寄りだったのだ。
外と違い、中は涼しい。そしてなぜか虫とかもいない。なにかそういう仕組みがあるのだろうか。
とにかく居心地が良い。住むかと言われたら嫌だけど。
そして直ぐに見終わってしまった。
なので、みんながガン無視している家へ行ってみた。全然入れそう。なんか親戚かなにかの家っぽい。
あれ?こっちの方がいい。正直一泊ならできるレベル。
家具もかわいい。
さて、もう飽きた。
そういえば朝からなにも口にしていないので、ちょっと小腹が空いてきた。
売店でアーモンドチョコのアイスを買った。
中から出てきたのは、ゴマがまぶされたアイスだった。
パッケージにはアーモンドとしっかり書かれているので、詐欺に違いない。
食べても、あのアーモンドの香ばしさがなにもなくて、ゴマについてもそこで頑張ってくれれば良いのだが、なんの存在感も出してこない。
そして、品質の問題なのか、暑さからなのか、恐ろしいほどの勢いで溶けてくる。
油断したら液状化の波に襲われる!
最終的に飲み物と化したゴマチョコアイス。半分近くが地面に落ちていき、野良犬がそれをぺろぺろとなめていた。
そして、その生家が、当時のまま保存されているということで、これは見なければとホテルのスタッフに相談すると、タクシーの運転手をしている友達を連れて来た。
「ここから、大体2キロくらいです」
それ昨日の大きいホーチミンさんの像のことじゃないの?
「いや、あの、クエゴアイバックホー的な名前のやつやで!」
「え!あっちの方に行きたいのか!?最高!ヒャッホーイ!」
遠距離なので露骨に喜び始めた運転手。どれだけ遠いのだろうか。
ということで、タクシーに乗り込む。運転手がメーターを倒す(ボタンを押す)。
いきなり40の文字が!4万ドン!!鬼高い!ぼったくりすぎる!
でももしかしたら初乗りでかなり進めるのかもしれない。
そう性善説的に考えていると、10秒後に60になった。10秒で2万ドン加算!
これはもう地獄の始まりだ。目的地が遠いだけに、帰ってきたら身ぐるみはがされるかもしれない。
「お兄さん、これぼったくりすぎやろ!」
「あ、いや、違うんです。違うんです。これ×1,000て書いてますけれど、本当は×100です。なので、初乗りは4,000ドン(20円)です。1kmで大体1万ドンです。」
なんだその紛らわしさは。むしろ安いじゃないかバカヤロウ笑。
ということで、出発!少し走ると、もう田舎道。田んぼだらけ。
車もバイクもほとんどいないし、飛ばし放題。いいぞ!メーターも2000ドンずつバンバンあがる。もしこれが1000ドン単位だったらすでに9000円くらいは行っているぞ!
とにかくそんなこんなで30分ほどで到着。
駐車場にはバスがたくさん。やはりみんなホーチミンさんの生家ということで遠くからやってくるのだ。
運転手に言われて、入口のチケットセンターか何かの建物に入った。
受付のおばさんに「おとな、一人」と言っても全然分かってくれない。
「一人のはずがない。一人で来る人なんていない。どこのグループ所属だ?」の一点張り。
もしやここは、「複数で来ないと突破できない」という条件のついたダンジョンなのかもしれない。
一人だ、いや一人のはずがないという、なんだか論点のずれた話を繰り返した。
とにかく埒が明かないので、「もう中にはいるよ!」と言うと「どうぞ」と返ってきた。
え、今までのやりとりは何だったんだろうか。。。素敵な笑顔で送り出された。
結局入場料も払っていないし、チケットももらっていない。案内図も何もない。
本当に入れるのだろうか?
少し進むと、土産物屋が溢れていた。しかもみんな同じ商品。アジアあるある。
なぜ差別化を図らないのか。
みんな偶然の客に賭けすぎ。もっと呼び寄せる戦略を練らないと!
でも、ここの場所の名前が刺繍された体操服みたいなやつとか、子供用の制服もどきみたいなやつはちょっとほしくなった。もし家族で来ていたら全員でそろえていたかもしれない(この場所を出るときに脱ぐけれど)。
さて、ホーチミンさんの生家はどこにあるのか。人々の流れに沿って行くと、途中に全員がガン無視するそれっぽい家があった。
でも全員が素通りしているので入ってはいけないところなのかと思い、そのまま流れに乗っていくと、ホーチミンさんの生家にたどり着いた。
背の低いわらぶき屋根で、骨組みなどほどんどが竹で構成されている。
やばい、これはおしゃれ。一時、自分の部屋をアジアンテイストにしていた時代があったけれど、それによく似ている。あれはアジアンの中でもベトナム寄りだったのだ。
外と違い、中は涼しい。そしてなぜか虫とかもいない。なにかそういう仕組みがあるのだろうか。
とにかく居心地が良い。住むかと言われたら嫌だけど。
そして直ぐに見終わってしまった。
なので、みんながガン無視している家へ行ってみた。全然入れそう。なんか親戚かなにかの家っぽい。
あれ?こっちの方がいい。正直一泊ならできるレベル。
家具もかわいい。
さて、もう飽きた。
そういえば朝からなにも口にしていないので、ちょっと小腹が空いてきた。
売店でアーモンドチョコのアイスを買った。
中から出てきたのは、ゴマがまぶされたアイスだった。
パッケージにはアーモンドとしっかり書かれているので、詐欺に違いない。
食べても、あのアーモンドの香ばしさがなにもなくて、ゴマについてもそこで頑張ってくれれば良いのだが、なんの存在感も出してこない。
そして、品質の問題なのか、暑さからなのか、恐ろしいほどの勢いで溶けてくる。
油断したら液状化の波に襲われる!
最終的に飲み物と化したゴマチョコアイス。半分近くが地面に落ちていき、野良犬がそれをぺろぺろとなめていた。
2018/08/13
ダーツの旅 vol.6 インスタ映えするヴィンNo.1のヴィン料理店
朝飯のクーポンがついていたけれど、見に行ったら全然そそられなかったので、やめた。
そして、昨日働いたお店のスタッフに良い朝食の場所がないかと問い合わせたところ、連れて行ってくれるとのこと。
優しすぎる!!
そして連れて行ってくれたのが、昔という意味の「xưa」というお店。
内装はその名の通り、お洒落な昔っぽさがあって、インスタ映え間違いない。
そして、出てきた料理が、これまたインスタ映えする感じ。
ヘルシーだしボリューミーだしこれは良い!
肝心の味ですが、、、ベトナム料理でこんなにもお箸が進んだのは初めて!といえるくらい美味しい。なぜだ。なぜヴィンの料理は口に合うのか。
香草類が主張していないのが一つ、それだけだったら「まずくない」という表現で終わるのだけど、加えて味付けが「美味しい」のである。
揚げ春巻き95点、空心菜ニンニク炒め98点、揚げ魚のトマトソース煮94点、豚の煮たやつ87点、スープ85点。
※参考:ホーチミンで食べたブンボーフエ3点。ハノイで食べたオバマさんのブンチャー屋さんのブンチャー28点。寿司フン100点。
ヴィンに来たらここはマストでしょう!(ほかに行くところほとんどないし)
そして、昨日働いたお店のスタッフに良い朝食の場所がないかと問い合わせたところ、連れて行ってくれるとのこと。
優しすぎる!!
そして連れて行ってくれたのが、昔という意味の「xưa」というお店。
内装はその名の通り、お洒落な昔っぽさがあって、インスタ映え間違いない。
そして、出てきた料理が、これまたインスタ映えする感じ。
ヘルシーだしボリューミーだしこれは良い!
肝心の味ですが、、、ベトナム料理でこんなにもお箸が進んだのは初めて!といえるくらい美味しい。なぜだ。なぜヴィンの料理は口に合うのか。
香草類が主張していないのが一つ、それだけだったら「まずくない」という表現で終わるのだけど、加えて味付けが「美味しい」のである。
揚げ春巻き95点、空心菜ニンニク炒め98点、揚げ魚のトマトソース煮94点、豚の煮たやつ87点、スープ85点。
※参考:ホーチミンで食べたブンボーフエ3点。ハノイで食べたオバマさんのブンチャー屋さんのブンチャー28点。寿司フン100点。
ヴィンに来たらここはマストでしょう!(ほかに行くところほとんどないし)
2018/08/13
ダーツの旅 Vol.5 転職
この度、私は銀行員を辞め、揚げ物とチェーと飲み物を売る店に転職することになりました。
まずは試用からなので、働きが悪いと正雇用に至らない厳しい条件でございます。
しかし、ここに来る人々の、美味しいという言葉や楽しそうに話す姿、そういうものがとにかくうれしかったのであります。
まずは机を並べます。ものすごく手が汚れますが、人々の笑顔が洗い流してくれます。
椅子も並べます。またまた手が汚れましたが、都会で汚れた僕の心よりかは綺麗でしょう。
お客さんが来ました。注文を取りに行きます。何を言っているのか分かりません。知っているメニューをゴリ押しします。この担当からはすぐに外されました。
子守りをします。これは慣れています。でも6ヵ月のくせにやんちゃ太郎です。そして暑いです。お互いが汗疹になりそうです。
お客さんが帰ります。元気よくありがとうございましたと言います。お皿を下げます。
お皿を下げるのは誰よりも早く、速い自信があります。他のメンバーはそれを良いことにさぼってスマホをいじっています。
要領が分かってきたところで、途中でさぼって抜け出しました。
まだ明るいけれどだいぶ涼しくなってきたので、向かいにある公園に行きました。
ここには、巨大なホーチミンさんが斜めを向いて立っていました。
そして広場では老若男女が思い思いに過ごしています。みんな笑顔です。
恐らく有料の砂場みたいなところがありますが、おもちゃの数の加減を知らないのか、もう砂がほとんど見えません。
呼び出しを食らいました。さぼっているのがばれました。
戻ると、お客さんが増えていました。
やばいです。フル回転です。銀行員らしく計算の速さと正確さを見せつけてやり、ついにお金担当を任されました。昇給のない昇格です。
でも私がやりたいのは経理でなく、接客です。
なので、勝手に持ち場を離れてお客さんのところへ。
勝手に自己紹介をして、勝手に飲み物をおごってあげて、勝手にベトナム語の歌を歌う。
その盛り上がりを見て、人が立ち止まり、新たな客になります。
そうです、天照大神大作戦です。
しかし、21時頃、お客さんの数がピークに達すると、逆に一番大事な仕事は子守りになります。
かわいいけれど、汗疹になります。
気合で寝かしつけ、テーブルの上に載せました。日本の赤ちゃんならここで起きて泣くでしょうが、こちらの子供は日常がそれなので、微動だにしませんでした。
22時、ひと段落して、ご褒美にチェーと、豆腐の揚げ物をくれました。美味でした。
23時、本日のお給料をいただきました。
1,000ドンでした。5円です。時給1円です。
でも、昔から一度は飲食店でバイトをしたいと思っていた、その夢がかなったので、プライシングされているけれどプライスレスです。
けれど、家族のある身。時給1円のブラック企業ではとうてい養っていけません。
この経験を銀行員生活に活かしていきたいと思っています。
ちなみに、スタッフの本当の給料は、月給7,000円です。たった7,000円です。バイト代が時給1,000円を超える日本なら日給より少ないです。しかも正社員です。
でも、子供を連れて私を含めて色んなスタッフに預けながら働いたり、お客さんがいるのに大声で熱唱したり、お金を払いに来たお客さんに対してフェイスブックをしながら受け答えしたり、そういう色んなものが許される働き方は、日本では到底真似できないので、給料だけでは比べようがありません。
バイト終わりに、夜のホーチミンさんにも挨拶に行きました。かなり輝いていました。
でも、その上に大きな星も二つ輝いていました。
星を見たのはいつ以来でしょうか。
ホーチミン市でも見れるのかもしれないけれど、夜に空を見上げることがないのか、これまで一度も見たことがありません。
この星空を見れただけでも、ここに来た甲斐がありました。
明日は早いのでもう寝ます。
まずは試用からなので、働きが悪いと正雇用に至らない厳しい条件でございます。
しかし、ここに来る人々の、美味しいという言葉や楽しそうに話す姿、そういうものがとにかくうれしかったのであります。
まずは机を並べます。ものすごく手が汚れますが、人々の笑顔が洗い流してくれます。
椅子も並べます。またまた手が汚れましたが、都会で汚れた僕の心よりかは綺麗でしょう。
お客さんが来ました。注文を取りに行きます。何を言っているのか分かりません。知っているメニューをゴリ押しします。この担当からはすぐに外されました。
子守りをします。これは慣れています。でも6ヵ月のくせにやんちゃ太郎です。そして暑いです。お互いが汗疹になりそうです。
お客さんが帰ります。元気よくありがとうございましたと言います。お皿を下げます。
お皿を下げるのは誰よりも早く、速い自信があります。他のメンバーはそれを良いことにさぼってスマホをいじっています。
要領が分かってきたところで、途中でさぼって抜け出しました。
まだ明るいけれどだいぶ涼しくなってきたので、向かいにある公園に行きました。
ここには、巨大なホーチミンさんが斜めを向いて立っていました。
そして広場では老若男女が思い思いに過ごしています。みんな笑顔です。
恐らく有料の砂場みたいなところがありますが、おもちゃの数の加減を知らないのか、もう砂がほとんど見えません。
呼び出しを食らいました。さぼっているのがばれました。
戻ると、お客さんが増えていました。
やばいです。フル回転です。銀行員らしく計算の速さと正確さを見せつけてやり、ついにお金担当を任されました。昇給のない昇格です。
でも私がやりたいのは経理でなく、接客です。
なので、勝手に持ち場を離れてお客さんのところへ。
勝手に自己紹介をして、勝手に飲み物をおごってあげて、勝手にベトナム語の歌を歌う。
その盛り上がりを見て、人が立ち止まり、新たな客になります。
そうです、天照大神大作戦です。
しかし、21時頃、お客さんの数がピークに達すると、逆に一番大事な仕事は子守りになります。
かわいいけれど、汗疹になります。
気合で寝かしつけ、テーブルの上に載せました。日本の赤ちゃんならここで起きて泣くでしょうが、こちらの子供は日常がそれなので、微動だにしませんでした。
22時、ひと段落して、ご褒美にチェーと、豆腐の揚げ物をくれました。美味でした。
23時、本日のお給料をいただきました。
1,000ドンでした。5円です。時給1円です。
でも、昔から一度は飲食店でバイトをしたいと思っていた、その夢がかなったので、プライシングされているけれどプライスレスです。
けれど、家族のある身。時給1円のブラック企業ではとうてい養っていけません。
この経験を銀行員生活に活かしていきたいと思っています。
ちなみに、スタッフの本当の給料は、月給7,000円です。たった7,000円です。バイト代が時給1,000円を超える日本なら日給より少ないです。しかも正社員です。
でも、子供を連れて私を含めて色んなスタッフに預けながら働いたり、お客さんがいるのに大声で熱唱したり、お金を払いに来たお客さんに対してフェイスブックをしながら受け答えしたり、そういう色んなものが許される働き方は、日本では到底真似できないので、給料だけでは比べようがありません。
バイト終わりに、夜のホーチミンさんにも挨拶に行きました。かなり輝いていました。
でも、その上に大きな星も二つ輝いていました。
星を見たのはいつ以来でしょうか。
ホーチミン市でも見れるのかもしれないけれど、夜に空を見上げることがないのか、これまで一度も見たことがありません。
この星空を見れただけでも、ここに来た甲斐がありました。
明日は早いのでもう寝ます。
2018/08/12
ダーツの旅 Vol.4 店の買い出し&食事
ホテルに荷物を置いてさっき教えてもらった飲食店へ向かった。
なんか、周りの歴史を感じる店と違って、ここだけポップな色使いの看板(緑色のやつ)
店の近くでさっきの女の子たちが待ってくれていた。
「あのね、今停電中なのでお店も開けられないの」
たしかに、暗いしクーラーもついていない。隣の店の人たちもみんな辛そう。
「涼しいスーパーに買い出しにいきましょうか」
一人の子が気を遣って聞いてきてくれた。
「いきましょう!」
そういうの待ってました!
ということで、到着した場所はBig Cだった。ヴィンにもあるのか。
ここで、ソーセージとか鳥のつみれみたいなやつとか、鶏肉とか、あとはロールケーキなんかも買っていた。
ちなみに、このロールケーキは後からお店のシールに張り替えて、いかにもオリジナルですよという感じで売っていた。
そしてなぜか売れていた。世間の人は、それでいいのだろうか?
あ、そういえば思ったより日本の商品が並んでいて驚いた。特にチキンラーメンは鼻血ものだった。
買い物をした後は、お腹が減ったねということで、彼女たちが向かったのがキングバーベキュー。
ホーチミンでよく見るローカルバーベキューチェーン店。せっかくヴィンに来たのにキングかよ!!
でもこれがヴィンのベストなのか。
と嘆いていると、ラッキーなことに16時現在ではまだオープンしていなかった!
良かった!
「どうせなら海鮮に行こう!海が近いから美味しいやんね?」
と持ち掛けて、海鮮の店に行くことに。
海鮮の店は、それはそれは大層な海鮮の店だった。
海鮮だけでなく、ニジマスも泳いでいてさかなクンである私は大層喜んだ。
そして外で食べるのがウリの店だけどかなり暑いので、ハエが飛び回る室内へ。
なんで室内の方がハエが多いねん!
注文したのは、エビの蒸したやつ、ハマグリのスープ、空心菜のニンニク炒め、美味しいカニ、なんの生物かも分からない食べ物。
これが全部めちゃうま。
いままでホーチミンやハノイで食べていたベトナム料理はどれもそんなにだったけれど、味付けがどれもイケるやつ!
なぜなのだ。ヴィンは日本人向けの街なのか?
あと、缶ビールのビンビールがあった。
メンバーの中に、子連れの子がいた。でもどう見ても若い。
話を聞くと、18歳で、2児の母とのこと。一人目は16歳で産んだらしい。
さすが田舎は早い(偏見?)。
2人目の赤ちゃんは現在6ヵ月とのこと。日本に居る娘よりも小さい。
抱っこすると、無性に日本に帰りたくなってきた。
それにしても、ベトナム語だけでは限界がある。。。
気づいたら、もくもくとカニをほじくっていた。
なんか、周りの歴史を感じる店と違って、ここだけポップな色使いの看板(緑色のやつ)
店の近くでさっきの女の子たちが待ってくれていた。
「あのね、今停電中なのでお店も開けられないの」
たしかに、暗いしクーラーもついていない。隣の店の人たちもみんな辛そう。
「涼しいスーパーに買い出しにいきましょうか」
一人の子が気を遣って聞いてきてくれた。
「いきましょう!」
そういうの待ってました!
ということで、到着した場所はBig Cだった。ヴィンにもあるのか。
ここで、ソーセージとか鳥のつみれみたいなやつとか、鶏肉とか、あとはロールケーキなんかも買っていた。
ちなみに、このロールケーキは後からお店のシールに張り替えて、いかにもオリジナルですよという感じで売っていた。
そしてなぜか売れていた。世間の人は、それでいいのだろうか?
あ、そういえば思ったより日本の商品が並んでいて驚いた。特にチキンラーメンは鼻血ものだった。
買い物をした後は、お腹が減ったねということで、彼女たちが向かったのがキングバーベキュー。
ホーチミンでよく見るローカルバーベキューチェーン店。せっかくヴィンに来たのにキングかよ!!
でもこれがヴィンのベストなのか。
と嘆いていると、ラッキーなことに16時現在ではまだオープンしていなかった!
良かった!
「どうせなら海鮮に行こう!海が近いから美味しいやんね?」
と持ち掛けて、海鮮の店に行くことに。
海鮮の店は、それはそれは大層な海鮮の店だった。
海鮮だけでなく、ニジマスも泳いでいてさかなクンである私は大層喜んだ。
そして外で食べるのがウリの店だけどかなり暑いので、ハエが飛び回る室内へ。
なんで室内の方がハエが多いねん!
注文したのは、エビの蒸したやつ、ハマグリのスープ、空心菜のニンニク炒め、美味しいカニ、なんの生物かも分からない食べ物。
これが全部めちゃうま。
いままでホーチミンやハノイで食べていたベトナム料理はどれもそんなにだったけれど、味付けがどれもイケるやつ!
なぜなのだ。ヴィンは日本人向けの街なのか?
あと、缶ビールのビンビールがあった。
メンバーの中に、子連れの子がいた。でもどう見ても若い。
話を聞くと、18歳で、2児の母とのこと。一人目は16歳で産んだらしい。
さすが田舎は早い(偏見?)。
2人目の赤ちゃんは現在6ヵ月とのこと。日本に居る娘よりも小さい。
抱っこすると、無性に日本に帰りたくなってきた。
それにしても、ベトナム語だけでは限界がある。。。
気づいたら、もくもくとカニをほじくっていた。
2018/08/12
ダーツの旅Vol.3 到着、そしてイージーな出会い
Vol.3 ヴィン到着
ホーチミンからプロペラ飛行機で1時間40分ほどで、ヴィン空港が見えてきた。
ちなみに、ほぼ満席。しかし、足元が広いところだけは特別なのか(スカイプライオリティ用なのか)、
自分の列には自分しかいなかった。
周りはそれは綺麗な田んぼが広がっていて、海も山も近い。
南国風だけど日本によくある地形ではないか。
ホーチミンにいたら山なんて見えないので嬉しくなってくる。
空港も綺麗。やっぱりホーチミンさんゆかりの地なので綺麗にしているのか。
さて、とりあえず今日はホテル以外に目的地が無い。
こういう場合は、空港を出たところで誰かに話しかけてみるしかない。
むむ、(話しかけられそうな)人がなかなかいないぞ。
みんなそそくさとタクシーに乗り込んでいく。
少しして、ようやく(話しかけられそうな)第一村人発見。若い女性グループだ。
「こんにちは、ホーチミンから来たんですけどヴィンで面白いところとか教えてくれませんか?」
「え!あなたはベトナム人ですか?あ、日本人ですか!ヴィンへようこそ!何かしたいことありますか?」
「地元の人と仲良くなれたらいいなーと思ってまして」
そういうと何かしら相談し始めた4人組。
「じゃあ、私たちのお店に来ますか?食べ物屋さんですよ」
「え、いくいく!」
ということで、住所を教えてもらってホテルに荷物を置いた後、その店に行くことになった。
なんてイージーなダーツの旅なのか。
もう少し苦労しないと番組が持たないのじゃないか。
ホテルへ向かう道は、非常に大きくてきれいだった。なんか町がきれい。
ウィキペディア情報では、昔は城下町として栄えていたけれど、度重なる戦闘や北爆などで街が崩壊しており、新たにソヴィエトや中国の方法を取り入れて作った街並みになったとのこと。
ただ、南国なのでそんなにかたぐるしさを感じない。
素敵な街。
ホーチミンからプロペラ飛行機で1時間40分ほどで、ヴィン空港が見えてきた。
ちなみに、ほぼ満席。しかし、足元が広いところだけは特別なのか(スカイプライオリティ用なのか)、
自分の列には自分しかいなかった。
周りはそれは綺麗な田んぼが広がっていて、海も山も近い。
南国風だけど日本によくある地形ではないか。
ホーチミンにいたら山なんて見えないので嬉しくなってくる。
空港も綺麗。やっぱりホーチミンさんゆかりの地なので綺麗にしているのか。
さて、とりあえず今日はホテル以外に目的地が無い。
こういう場合は、空港を出たところで誰かに話しかけてみるしかない。
むむ、(話しかけられそうな)人がなかなかいないぞ。
みんなそそくさとタクシーに乗り込んでいく。
少しして、ようやく(話しかけられそうな)第一村人発見。若い女性グループだ。
「こんにちは、ホーチミンから来たんですけどヴィンで面白いところとか教えてくれませんか?」
「え!あなたはベトナム人ですか?あ、日本人ですか!ヴィンへようこそ!何かしたいことありますか?」
「地元の人と仲良くなれたらいいなーと思ってまして」
そういうと何かしら相談し始めた4人組。
「じゃあ、私たちのお店に来ますか?食べ物屋さんですよ」
「え、いくいく!」
ということで、住所を教えてもらってホテルに荷物を置いた後、その店に行くことになった。
なんてイージーなダーツの旅なのか。
もう少し苦労しないと番組が持たないのじゃないか。
ホテルへ向かう道は、非常に大きくてきれいだった。なんか町がきれい。
ウィキペディア情報では、昔は城下町として栄えていたけれど、度重なる戦闘や北爆などで街が崩壊しており、新たにソヴィエトや中国の方法を取り入れて作った街並みになったとのこと。
ただ、南国なのでそんなにかたぐるしさを感じない。
素敵な街。